2024年1月、
能登半島を襲う
強烈な地震が発生しました。
現地では何が起きていたのか。
そして今の状況は。
それらを踏まえて
私たちが今できる支援を
考えていきませんか?
能登半島で
何が起きたのか
地震、そして水害で現地では何が起きたのか。
LINEヤフーが持つデータから紐解きます。
ビッグデータから見る
現地の様子
地震直後から以後半年間の
検索ニーズ
地震が発生した1月1日から1月7日まで、またそこから1週間ごと、さらに2月から6月は月間で検索ニーズがどのように変化しているのかを可視化してみました。水道、道路情報、お風呂、安否確認、罹災証明、ゴミなどのカテゴリに明らかに属すると思われるキーワードをまとめて分析したところ、数日ごとに被災地の関心が移り変わっていったことがわかります。
ライフラインのうち、電気・停電に関するキーワードは1週間ほどで検索ニーズは概ね少なくなりましたが、水道・断水は報道でも伝えられている通り復旧に時間がかかったことから、3月末まで検索ニーズが続いています。
それに伴い、風呂に関する検索も地震発生直後から1カ月後まではニーズが増えている一方、ガソリンなどは1週間ほどで検索ニーズが減っている様子がわかります。
「水道」「断水」「復旧」の検索数の遷移
(石川県4市町別)
また検索構成割合の大きい「水道・断水」の中で、「水道復旧」に関連する検索数の推移を抽出してみると、七尾市などは3月で検索数がほぼなくなったものの、珠洲市、輪島市、能登町などでは、検索が続いており、不便を強いられながらも現場で次々と懸命に生活を建て直されている姿が目に浮かびます。
- ※本分析はNHKとLINEヤフー研究所の共同研究成果から一部抜粋したものです。
- ※分析したキーワードの詳細は以下のページをご参照ください。
現地はいま
地震発生から1年、水害発生から数ヶ月が経ち、現地はどうなっているのか?
さまざまな角度で「現地のいま」を知りましょう。
ビッグデータで見る
能登半島のいま
今なお避難生活を送っている方がどれくらいいるのか?LINEヤフーが持つデータから見てみます。
輪島市、珠洲市の居住推定者の
地震後の移動先推移(推定)
弊社のサービス利用から生まれる位置情報データには、個人が特定できないように匿名化・統計化したデータをもとに、どの市区町村にどれだけ住んでいるのかを推定できるような仕組みがあり、そちらを用いた分析です。
地震発生前の居住地が輪島市・珠洲市と推定される人々が、震災後、自宅に戻れているかどうかのデータを見てみます。
- 1月1日の地震発生を境に自宅を離れた人が約7割いた。その後ペースは緩やかであるが、徐々に自宅に戻る人が増えている。
- 6月末の時点で全体で約7割の人は自宅か市内での避難。県外に出た方は少数(1割以下)であるが漸減。
- じわじわではあるが県内移動者の構成割合が減り市内は増えており、輪島市・珠洲市へ戻ってきている人が増えている。
- しかし、自宅割合はあまり変わっていないため自宅以外の新たな拠点での生活を始めていると推察される。
- さらに9月下旬の水害で、輪島市、珠洲市の方々で、自宅に戻れていると推定される人々の割合が数ポイント減少し、そのまま低迷が続いている。
データ上は、水害後の水準が3月下旬の水準に戻ってしまっていることがわかります。
親子で現地を知ろう
ヤフーきっずでは「被災した子どもたちの状況や、
被災地外の子どもたちにどんなことができるか」を能登半島を支える支援団体にお伺いした内容をまとめています。
多くの被災者が今も帰宅できず、
やむを得ず移住せざるを得ない
現状にある
能登半島地震の被災地は
いまなお深刻な危機に直面している
その中で被災地の方々が
懸命に生活を立て直そうとされている
では、
今私たちにできる支援は?
わたしたちが
できる支援
被災地を支援する団体への寄付、能登特産品の購入やふるさと納税、ボランティアへの参加など。
様々な方法で能登を応援してみませんか?
寄付で応援
被災地で支援活動を続ける民間団体への寄付で、
早期復旧を後押ししてみませんか?
どのように役立てられたのか
2024年5月にLINEヤフーは被災地支援や復旧・復興に取り組む4団体へ総額4,500万円の寄付を行いました。
活動の報告をいただきましたのでご紹介いたします。
買って応援
能登の特産品を購入し、
現地の生産者や産業を応援しよう。
現地で応援
「人が足りない」。
現地でよく聞かれる言葉です。
体力が必要なものだけでなく軽作業など、
ボランティアとしてできることはたくさんあります。
写真提供:ボランティアインフォ
Yahoo!ボランティア
LINE公式アカウント
Yahoo!ボランティアのLINE公式アカウントを友だち追加することで、
災害に関するボランティア情報をいち早くお知らせ!
#知り続ける能登
LINEヤフーだけでなく、読売新聞社「防災ニッポン」や文化放送などのメディア関連企業さまにおいても「#知り続ける能登」というハッシュタグで、能登半島の今を伝えるコンテンツを配信しています。
あなたも同じハッシュタグで投稿し、能登を支える取り組みに参加してみませんか。